パワー半導体デバイスの解説では、pn接合のn–ドリフト層側に広がる空乏層の電界分布の図を使って、最大電界と空乏層濃度と耐圧の関係を説明する。空乏層がn–ドリフト層内に止まることを前提としたノンパンチスルー(NPT)型である。ところが実際のパワー半導体デバイスでは、空乏層が必ずしもn–ドリフト層内にで止まらないパンチスルー(PT)型の設計が多用されている。本記事では、同じ耐圧を持つNPT型とPT型のドリフト層抵抗を比較して、パワーMOSFETのドリフト層設計の最適化を考える。
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パワー半導体デバイスの解説では、pn接合のn–ドリフト層側に広がる空乏層の電界分布の図を使って、最大電界と空乏層濃度と耐圧の関係を説明する。空乏層がn–ドリフト層内に止まることを前提としたノンパンチスルー(NPT)型である。ところが実際のパワー半導体デバイスでは、空乏層が必ずしもn–ドリフト層内にで止まらないパンチスルー(PT)型の設計が多用されている。本記事では、同じ耐圧を持つNPT型とPT型のドリフト層抵抗を比較して、パワーMOSFETのドリフト層設計の最適化を考える。